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POIとは

POI…Physio Odontram Implant
サファイア人工歯根で培われた経験に基き、1989年、POIシステムが開発されました。
POIシステムは、生体親和性の高い、高強度のチタン合金を表面処理し、システムの多様化を実現しました。すでに20年以上にわたり多くの歯科医師に採用されています。

材質

(引用文献)元永三、糸瀬正通、張在光、水上哲也、林美穂著
POI SYSTEMの臨床 クインテッセンス出版 2001
ASTMF67-95,F136-92

チタン合金(Ti-6Al-4V合金)
耐食性に優れ、生体内での安定性が高く、高強度であるチタン合金を採用。口腔外科や整形外科の分野で広く用いられています。


表面性状

プラスト表面

ブラスト処理
チタン表面をブラスト処理することにより、骨との接触面積と骨結合量を増加させることで骨との固定力を高めています。


FINAFIX(ブラスト+陽極酸化処理)

酸化層断面の模式図

FINAFIXは陽極酸化処理によって、表面に135〜140nmの酸化層を施しました。
これにより、口腔内での審美的な調和などの優れた特性を持っています。


FINATITE(ブラスト+HAコーティング)

HAフレーム溶射法

従来の10,000℃以上という超高温によるプラズマ溶射法ではHAの分解が生じます。
FINATITEではプラズマ溶射法と比較して低温の約3,000℃という条件でHA〔Ca10(PO4)6(OH)2〕を溶射可能なフレーム溶射法を採用しました。

Pattern Diagram of HA Flame Spraying Process

安定したHAの組成

理論値 FINATITE
1.67 1.66

溶射されたアパタイトのCa/P比は1.66と理論値の1.67に極めて近い組成を実現しました。また、熱処理後の結晶は55%で、良質かつ安定しており、優れた生体親和性を有しています。


平気厚み20μmのHA皮膜


アパタイトコーティング
された表面SEM像

FINATITE周囲骨組織像
( トルイジンブルー染色)

資料提供:東京歯科大学歯科保存学 第一講座

HAはインプラント母材表面の粗造面に対して、平均厚み20μmと非常に薄く溶射され、付着強度の向上が図られています。


初期におけるチタンとHAコーティングの骨固着力の比較


資料提供:再建歯学研究所(1995)
東京歯科大学歯科保存学第一講座(1996)

チタン合金及びHAコーティングの骨固着力を検討する目的でそれぞれの素材を家兎に埋入し、その回転除去トルク値を経時的に計測しました。
右表に示すとおり、HAコーティングされたフィクスチャーは早期に骨固着していることがわかります。


HAコーティングされたチタン製フィクスチャーと陽極酸化処理されたチタン製フィクスチャーの初期骨伝導能の比較

組織標本の全面画像を画像分析ソフトを用いて処理し、術後2週、4週、8週での新生骨組織と材料表面の接触面を抽出して、骨との接触面積を計測した。
HAコーティングされたチタン製フィクスチャーは、陽極酸化処理されたチタン製フィクスチャーに比べ、埋入後2週、4週、8週いずれにおいても接触面積率が高いことがわかります。
8週のSEM画像からも石灰化の進んだ緻密な新生骨がHAコーティング層と充分に結合しているのが確認されました。

※bone contact rate:
(骨が繊維組織を介さずにインプラントに直接接する部分の長さ)÷(骨とインプラントとの界面の全長)×100

骨とHA コーティングおよびインプラントの接触を示すSEM画像
(8週)




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